薬は増えるのに症状が悪化していく・・・

薬は増えるのに不潔恐怖が
どんどんひどくなってる。

 

娘の症状の始まりは摂食障害でした。
やがて登校拒否となり引きこもる事で
OCDが悪化しました!

 

自分の排泄物が汚くて人に害を
及ぼすといった、不潔恐怖と加害恐怖に
とらわれるようになったそうです。

 

娘はトイレに行くたびに自分を清めないと
いけないという思いにとらわれていきました。

 

最初は着替えをして手を洗う事で済んでましたが
そのうち緊張性の膀胱炎も起こし始めて
尿意を感じするとトイレまで間に合わず
尿がもれてしまうようになってしまいました。

 

そこで精神科クリニックを受診しましたが
治療をうけても症状は改善されずに
膠着したまま、精神科を転々としました。

 

しかし、娘の強迫性障害はひどくなるばかり。
トイレの後にシャワーを浴びるのが当たり前になり
その後は、汚れないように浴室を隅々まで
掃除をするようになったのです。

 

洗剤、ボディーソープ、ハンドソープ、除菌用の
ウエットティッシュ、トレイ掃除用品を山ほど
買い込むようになり、気になる場所を除菌して
回るようになりました。

 

精神科で処方される薬の量はどんどん増えていき
ましたが、少しも症状が改善される事はなく、
逆にどんどん悪化を加速させていきました。

 

娘が25歳になった時に、最も症状がひどくなったを
覚えています。風邪で体調を崩した時に身体を清める
と言い、強迫行為(儀式)を行い、その行動を
母親に確認するようになったそうです。

 

トレイで用を足し、お風呂に入る時は、母親は
風呂場で待機して、娘がどこを洗ったか確認する
事に洗えてるよと応じてあげないといけなくなります。

 

洗う順序を間違うと一からやり直し、2回でも3回でも
同じ行為を繰り返すのです。

統合失調症と誤診された

そんな日が続き、娘が休息入院を望んだので、
紹介状を書いてもらい精神科病院に入試ました。

 

しかし、そこでは統合失調症と誤診され治療を
開始されます。面会に行くたびに娘の気力がなくなり
歩行困難などの症状がみられるようになりました。

 

あまりの衝撃に驚き強制退院させたとの事です。
そのころ娘は自分の気づかないうちにパンツに
手を入れて手を汚してしまうのではないか?と
気にするようになっていました。

 

無意識のうちに手をパンツに入れて汚さないように
輪ゴムで両手を縛り、手錠のようにし無意識のうちでも
パンツに手を入れないような工夫をしてました。

 

食事時以外は輪ゴムで両手をしばるようになり、母親が
居ない時には、輪ゴムよりも強力なひもや靴紐などで
手を縛る事で安心感を得ていたようです。

転機。初診から改善の兆し

OCDの会が熊本県にあるのを知ってましたが、
東京にも開設される事を知り参加するようになり
ました。

 

それをきっかけに娘は専門医にかかる事を
決意したのです。

 

初診のカウンセリングで母親を別室で待機して下さい
と言われて娘だけのカウンセリングが始まりました。

 

30分のカウンセリングの後に改善の兆しは見えてました。
安堵感を得る為に輪ゴムを手錠替わりにして3年。
肌身離さずしていたはずの輪ゴムが手にはありませんでした。

 

その後は、一人で診察に行くようになり娘が一番の
恐怖を感じていた自分の汚物を克服しようとします。

 

バケツに自分の汚物をいれ、キレイに洗った後に
そのバケツを被るという行動療法に取り組みました。

 

その治療にも勇気を持って取り組むようになったのです。
まだ完治とまではいかないのですが、一番ひどい時に比べると
9割の改善が出来てると感じてるそうです。

親は自分を責める。そんな暇はない次に向かえ

OCDの会に参加した時に心に響く
衝撃的な言葉に出会いました。

 

『強迫行動に巻き込まれて手伝うという事は、
強迫にエサをやるようなものだよ』

 

という言葉です。
親は子どものOCDに気づいた時に自分を
責めるクセがありますが、そんな事はどうでもいいのです。

 

過去の自分の言動を責めるよりも、今自分が何が
出来るのか?何をしてあげる事がべストなのか?
という事を考える事の方が大事です。

 

OCDの家族は世間から孤立します。
OCDの会の掲示板もありますし、専門家に
頼るなどして孤立しない事が大事です。

 

どこでもいいですので、早め早めの対処を
心がけましょう。

 

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