入院せず、外来のみで治療が出来るようになった。

森田療法は数カ月の入院治療が基本でした。
しかし、悩みの質の変化や患者のニーズ、
治療者側の事情などがあいまって、
現在は入院する事なく、治療するスタイルが
確立しました。

森田療法の伝統は受け継がれてる

治療スタイルは変わったが、
森田療法の伝統は受け継がれてる。

 

森田さんは、患者とともに生活し家庭的
環境の中で徹底した生活指導を行ってました。
その為、入院治療が原則でした。

 

しかし最近では、外来療法をが確立し
日記通信療法、外来、自助グループ
への参加などを組み合わせて相乗的に
治療していくスタイルになりました。

 

治療のスタイルは変わりましたが、森田療法の
伝統的な考え方自体は同じです。
どんな症状に悩まされているかより、
今出来る事は何かを知り、それを着実に
実行していこうと言う、行動重視の姿勢で
受け継がれております。

治療のスタイルが変化した理由

明治の時代から平成に至るまでに
大きく社会の変化があり、変化を余儀なく
された。その具体的な理由。

患者のニーズ

漠然とした不安を抱えながらも、
なんとか社会生活を営んでいる人は
数カ月も入院する時間が取れない。

悩みの質の変化

身体症状や強迫観念など、不安、恐怖の
対象がはっきりした悩みでは無く、生きる事
そのものに対する不安を背景にした、
抑うつなどの悩みも増えてきた。

治療者側の事情

今までの入院療法では、治療者の生活、時間に
公私の区別が無く大きな負担がかかってた。