これはこだわりじゃないの・・・恐怖なの。

ものを順序立てて並べたり、
きっちりと左右対称である事にこだわる

 

不完全恐怖の人は、例えば全巻で
30巻まであるマンガがあるとして、
左から順序よく1-30の順にきちんと
並んでいないと気がすみません。

 

また、同じものをもう1セット購入し
1セットは触れずに観賞用として、
1セットは読む用とする場合もあります。

 

1セットのみだったら汚してしまったり
無くしてしまった場合に完全な状態を
保てなくなる為です。

 

また、自分の定めた秩序に合わないものは
気になる為、数や形、センスの合わないものを
捨ててしまう人もいます。

 

捨てる物は小物から、家具に至るまで
多岐にわたります。

 

他にも、何か知りたい事があって本や
インターネットで調べてるうちに次々に
疑問が湧いてきてしまい、本来の目的とは
違う異なる方向に調べものが進んでしまい
結局、知りたい事について何も調べる事が
出来なかった。という事も稀ではありません。

 

例えば頭痛の原因は?と調べていたのに、
肩こり・・・目の疲れ、など本来の目的から
それてしまい頭痛の原因の事はさっぱりわからない
という事です。

 

他にも、資料を作成する際に一部だけ引用するのは
問題ないだろうと思っていても、念の為に調べ、もし
法に抵触したら、費用は、日数はなどと問題がずれて
いくのです。

 

プレゼンなどの資料の作成をしてる仕事の場合は
とても仕事になりませんよね。

 

このような症状をQ&A強迫と呼ぶこともあります。

日常会話でも不完全を嫌う

不完全恐怖の人のタイプには、独特の会話を
する方がいます。例えば、『今日は天気がいいですね』
と話しかけられると『そうですね』と答えます。

 

しかし、私は今『そうですね』と答えましたか?など
と聞き直してしまい話が進まない事が多々あります。

 

強迫性神経症の人はタイプに関わらず、中途半端を
嫌う傾向があり、確認を繰り返すので不完全恐怖を
すべてのタイプが併せ持つと言われています。

不完全恐怖に悩む24歳の真壁さん(女性)の体験

真壁さんは自分のする行動にすべて点数をつける
不完全恐怖の持ち主でした。

 

例えば、入浴するという一連の流れでも
蛇口のひねり方⇒水の出る量⇒髪の濡らし方
⇒シャンプーの出す量など細かく行動を細分化します。

 

その中でひとつひとつに点数をつけるのですが、
それぞれの動作に満点を取る事が出来ないと次の
動作に進んではいけないというルールがあります。

 

ですから、蛇口のひねり方100点。
水の出る量100点。髪の濡らし方100点。
シャンプーの出す量60点。もう一回最初から
やり直そう。という感じです。

 

すべての項目が100点を取れて初めて入浴が
終わる訳ですから、場合によっては数時間かかる事も
あるのです。

 

人によってはその動作ひとつひとつに対して細分化される
項目が違いますから何十項目もあればとうてい終わる事が
ありません。

 

それが、入浴、家事、帰宅のルートなだ多岐にわたりますから
生活に支障をきたさない訳がないのです。

 

さらに会話にも不完全を嫌い完全を求めますから、
家族におやすみなさいと言うと、同じテンション、声の大きさ
発音など同じように返ってこない事を嫌います。

 

ですから、お願いしてやり直してもらい自分のイメージする
おやすみなさいが返ってくるまでやり直すのです。

 

真壁さんのきっかけは、23歳の時に病気になり
医者から『感染するといけないから清潔にしてね』と
言われた事がきっかけだったそうです。

 

清潔にキレイにを100点を求めるうちに、
あれも100点にしなきゃ、これも100点にしなきゃと
100点を求める行動が増えていったそうです。